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 三大学連携協力協定締結記念特別展示 ボアソナードとその教え子たち 

 「日本近代法の父」と讃えられるギュスターヴ・エミール・ボアソナード(Gustave Emile Boissonade de Fontarabie,1825-1910)は,1873(明治6)年,明治政府の法律顧問として来日し,1895(明治28)年に帰国するまで,20年以上にわたって日本における近代法典の編纂に多大な貢献を果たしました。
法政大学,明治大学及び関西大学の前身を立ち上げた創立者たちは,いずれも1870-1880年代に,ボアソナードの教えとサポートを受けています。1880年当時, 日本には政治や法律を議論するための多くの結社が立ち上がっていました。「身分」というものを持たなくなった市民たちが, 憲法の制定と国会の開設を求めて盛んに読書会を開き, 議論し, あるいは演説会を開催したのです。その自由民権運動の熱気のさなか, 権利の意識にめざめた当時の人びとは法律の知識を求めていました。それに応えるために創立者たちはそれぞれの学校を運営し,教育にあたり, 弁護活動をおこなったのです。以降,3大学は,時に競い時に協力し合いながら,近代法の整備と普及のために,ひいては近代日本の社会基盤構築のために尽力し、その中から数多の人材が輩出しました。
ボアソナードは,その新しい社会を創り上げようとする日本人の熱意を支えていました。司法省法学校などでボアソナードの謦咳に接した教え子の多くはやがて司法官や法学者となり,法典編纂・法律実務にも従事し, あるいは在野法曹として,人々の力となっていったのです。
 このたび,3大学の連携協力協定が締結されたことを記念して,ボアソナードの事績と,その支援によって日本の社会を変えていった人々,そして彼らが創立した3大学の活動を振り返り,世界史的な観点からその意義を改めて考える機会といたします。

 

<三大学連携協力協定締結記念特別展示 ボアソナードとその教え子たち>

【会期】
 2018年7月7日(土)〜8月5日(日)

【会場】
 明治大学博物館特別展示室
 〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階
 ※アクセスは下記リンク先のチラシを参照。

【時間】
 10:00〜17:00(入館は16:30まで)

【入場料】
 無料

【問合せ先】
 明治大学史資料センター 電話:03-3296-4085
 明治大学のウェブサイトもご覧ください
  https://www.meiji.ac.jp/museum/news/2018/6t5h7p00000rkwlj.html

※明治大学での開催後、法政大学、関西大学を巡回展示します。
【会期U】
 2019年2月下旬(詳細未定) 法政大学
【会期V】
 2019年6月〜7月(予定) 関西大学


本展示会のチラシPDF(表)



本展示会のチラシPDF(裏)


政大学史セン